https対応サイトをもつ時の選択肢アレコレ
httpsから始まるサイトがgoogleの検索結果で優遇されるニュースがチラホラしてるので、SSL対応を意識しつつサイトを持つにはどんな選択肢があるかに触れてみたいと思います。
自分はあまりSEOとか突き詰めるタイプではないのですが、googleの検索ページ自体暗号化されていることを考えるとこれも時代の流れの一つなのかなと思います。
なんて投稿を去年書いてたの思い出しました。
前置きはこの辺にして、ちょっと現状でhttps対応サイトを使える方法をまとめてみます。
パターンとしては、
- 提供(借りると言った方がベターかも)されるサブドメインを利用する方法
- 独自ドメインを利用する場合
の二つに大きく分かれると思います。
※ざっと思いついたのを挙げているだけです。全部を利用したわけじゃありません。
順に書いていきます。
1.提供されるサブドメインを利用
※主にアカウントを作るとサブドメインが利用できるケースです。
wordpress.com
ここはアカウントを作るとexample.wordpress.comというサブドメインが利用できる。しかも、https://example.wordpress.comでもアクセス可能。
のちのち、wordpressを使ってサイトを作るにも、jetpackやakismetプラグインを使う時にここでアカウント作っておくと便利なので、労力が無駄になることは少ない。
weebly.com
ここもhttpsでもアクセス可能。
wix.com
ここもhttpsでもアクセス可能。ただし、自分が確認したサイトでは文字化けなどしてました。
共用サーバーを契約すると利用できるサブドメイン(番外編)
共用サーバーを契約すると共用SSLが利用できると思うので、それを利用する。
URLの見た目がどうなのかなってのはありますけど、背に腹はかえられないのでこれも手段の一つと思います。
デメリットはサーバーの契約をやめると使っていたURLもそこで終わりというところです。
2.独自ドメインを利用
※ドメインを契約してそれをSSL通信対応にするケースです
独自ドメイン+共用サーバー+SSL証明を利用
手間とコストのバランスを見ながらならこの組み合わせが便利と思います。
問題はコスト面で、固定のipアドレスとSSL証明書を取得するのに費用がかかります。
会社によっては複数年で契約すると、割安になることもあるのであらかじめよく見積もっておいた方がいいと思います。
ただし、設定にかんする手間は少ないです。
共用サーバー+SSL証明を利用する場合、国内ではやはりネットウルのミニバード+SSL BOXの組み合わせがリーズナブルかなと思います。
ミニバードはCOSMIC GUILD LABでもピックアップしました。
AWSやVPSを利用
AWSもVPSも契約すると固定ipアドレスが1つわり当てられるので、SSL証明書を準備すればかなりお安くhttps対応サイトを準備できると思います。
VPSは運営会社によって、SSL証明書のインストールに別途費用がかかったりSSL証明書の持ち込みは不可の場合もあるようです。
ざっくり書いてみましたが、この中だとサイトの規模・内容・用途に応じて、
wordpress.com
↓
独自ドメイン+共用サーバー+SSL証明を利用
↓
AWS ( またはVPS )
なのがいいのかなと思います。
最後についでなので、海外レンタルサーバーも一つ挙げておきます。
独自ドメイン+共用サーバー+SSL証明を利用(海外編)
namecheap.com(shared hosting)
namecheap.com(SSL Certificates)
ここはSSL証明書が安いので、ここでホスティングを契約してSSL通信対応サイトを用意するのもトータルコストはかなり低く抑えられるんじゃないかと思います。
気になるのはサーバーの場所がアメリカなので国内向けのサイトの場合はその辺がネックになるかもしれません。
あと、契約時の作業やサポートが常に英語が必要になるってとこです;
最後と言いつつもう一つ最後に、wordpressやmampのhttps関連の投稿も前に書いたので載っけておきます。
このサイトもコストをみながらhttps化考えてみようと思います。