2016年コレに注目 | VPNサービス

2016年のネット分野COSMIC GUILD NET的には以下に注目。

VPNサービスがコンシューマー向けに充実してくる?

VPNはVirtual Private Networkの略です。
企業ではもうすでに利用しているケースも多々あると思います。例えば、本社と店舗をVPNでつないで情報管理・データの送受信を行うとか。

でも、このVPNはあまり個人で使っているケースはまだ少ないと思います。VPNサービス料金も総じて高いのもネック。個人で利用できるプランも少ない。
ただ、利用すると便利なケースはここ最近確実増えています。

良い例が公衆無線LANの利用

公衆無線LANサービスは既に多くの人が利用していると思いますが、この公衆無線LANサービスはシステム上セキュリティには限界があると思います。なので、単純にブラウジングするくらいなら良いですが、パスワードを使った認証作業(ログインや決済など)に一抹の不安もあります(少なくても自分は)。
VPNサービスを利用すると、個人端末とVPNサービス先がトンネルでつながり、そこからネットをやっているような感じになるので、利用しているwifiのネットワークに不特定の人がいる場合、トンネル内は干渉されないのでセキュリティが向上します。

利用すべき機会は増えてきている

VPNサービスを利用することでこれらが100%安全になるとは言い切れませんが、原因の究明も早くなるので利用価値は十分あるのではないでしょうか?

駅や空港の公衆無線LAN、コワーキングスペースのwifi利用などVPNを利用できる場面は多いと思います。
2020年のオリンピックを控え、観光客に対しても公衆無線LANが利用できる場所は増えてくるのではと思うので、個人向けVPNサービスも充実してくるのではと予想しています。

スマートフォンやデータ通信サービスなどの月額パケットサービスもありますが、制限などもあるので外でwifiも使うケースもあります。そういうときにVPNサービスも併用するといいのではと思います。

需要は見込めるから普及するのでは?

一般向けにはアピールが少ないVPNですが、今後のネット環境を考えると2016〜2020年にかけてだいぶ普及していくのではというのが、自分の予想です。
自分は既に海外のVPNサービスに契約しています。外で公衆無線LAN使う時はVPNサービス経由でネットやってます。
速度も気にならないです。速度に関しては各社のサービスごとで差はあるようですね。
値段も安いから海外のVPNサービスつかっていますが、本来ならセキュリティ会社・通信会社・プロバイダなどが提供す個人向けでコスト安めなVPNサービスがあるといいなと思います(一応、現在あります。ただ、短期的には利用できても日常利用するにはコストが高い。)。

2020年のオリンピックの観光客や国民のネット環境向上が目下ある以上、個人向けVPNサービスの充実が2016年増えてくると(勝手に)予想してみました。