Baseの決済システムが新しくスマートになったということでSTORES.JPと改めて比較(主要部分のみ)

BASEの決済システムがPaypalから独自の決済システム(三井住友カードと決済代行サービスのスマートリンクネットワークと提携により)へ移行しました。

もっと便利に!BASEで開設したネットショップにおける購入フローと売上金の引き出し申請フローの変更点まとめ
(baseu.jp)

今までBASEの決済画面はPaypalを利用していたので、いわゆる日本のECサイトの見慣れた決済からすると独特に感じることもあったかもしれません。というかこれはPaypalの問題とも言えますが。
それが3月より独自決済の運用を開始するのでよりスマートになります。
結構これはECサイトでは重要な改善で、ネットリテラシーが高くない方でも違和感無く買い物ができるためショップオーナー側にも嬉しい変更なのではじゃないでしょうか。

ということで、今までマイナスポイントだった決済システムの変更が行われたということで改めてSTORESとの比較に入りたいと思います。
※2014/03/26時点(増税前ということに注意)。
また、STORES.JPはフリープランは商品点数が5点までなので現実的ではないので始めから有料プランで比較します。

BASE STORES.JP(有料プラン)
基本料 0円 980円
クレジット手数料 3.6%+40円 5.0%
利用可能カード会社 VISA、Masters VISA、Masters、AMEX
代引決済 yes(イプシロンを利用可能) yes(業者との契約は各自で)
銀行振込 yes yes
コンビニ決済 no yes
配送サービス yes(イプシロンを利用可能) no
倉庫・配送代行 yes(金額は要確認) yes(金額は要確認)
購入のキャンセル BASEへ連絡 管理画面から可能
クーポン機能 yes yes
掲載商品点数 無制限 無制限
プロモーション BASEのアプリ zozotown,ヤフオク,ユザワヤマーケット,
ヴィレッジヴァンガードマーケットなど多数
メルマガ no yes
納品書ダウンロード yes no
独自ドメイン yes(持ち込み可) yes(持ち込み不可)

実務的に見て気になるポイントをざっくりピックアップしました。
他にもロゴ作成や商品撮影代行などもうどちらにもあるのであえて省きました。
もうどちらも十分に機能が備わっていまね。

気になるポイントとして購入のキャンセルのワークフローがBASEは難しく。サイトにも原則不可(破損などの場合はメールで)となっているので、ショップオーナーはこの辺の対応を購入者に対してどう説明するかしっかり決めておいた方が良さそうですね。
配送サービスはBASEの方が便利ですね。イプシロンとの契約で配送コストを下げられそうです。ちなみにこのイプシロンとの契約には代引サービスとセットで申し込む必要があります。この代引サービスは月額無料となっていますが、月額最低手数料というのがあるので売り上げが全くない場合でも費用負担があります。
ただBASEの基本料が無料なのでこの辺は合わせて考えればいいのかなと思いますけど。

それと納品書ダウンロード機能に関してはBASEのみ可能です。
ただこれは最近ペーパーレス化を進めている企業も多いので必須でなくても大丈夫かもしれません。

コンビニ決済に関してはSTORESのみ対応しています。自分は使わないのですが、人によってはあると助かるという方もいるかもしれません。

独自ドメインに関してはBASEの方が使いやすいです。自分がすでに運用しているドメインのサブドメインを作成し利用するなんてこともできます。便利です。
STORESの場合、空いているcom,netのドメインを新規に取得する形になります。

最後にプロモーションに関して。これは圧倒的にSTORESが便利ですね。提携先が大手のところばかりなので短期間でたくさんの人に見てもらえる可能性があります。

ざっくり比較は以上です。
一応比較はしましたが、BASEもSTORESも気軽にオンラインショップを持てるサービスです。なので、両方利用するというのもありだと思います。販路は常に3つ以上はつくるベキと個人的には思っているので、現状BASEもSTORESもガンガン使ってみてもいいのではないでしょうか。